Interviews 社員インタビュー

#03化粧品の『安全』を支える存在として、
世界を飛び回る


BIOXグループ(試験受託)・営業 2021年入社 / 中途
T・T

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Profile 経歴

2021年、岩瀬コスファへ中途入社。大学院では生命工学を専攻。
前職では研究職として約5年のキャリアを積み、過去に培った海外での経験を活かせる環境を求めて、営業職への転身を決意。現在は東京薬粧部BIOX(試験受託)グループに所属し、化粧品原料の安全性・有効性データの取得支援に携わっている。


T・T
Q1

入社の動機やきっかけ

転職のきっかけと、営業職へ転身した理由を教えてください。

もともと、父の転勤で高校時代をアメリカで過ごした経験があったのと、祖父や兄が商社で働いていた影響もあり、グローバルなビジネスに関われる商社に関心があったことが転職のきっかけです。
前職では微細藻類の大量培養や乾燥についての研究をする仕事に携わっていたため、研究から営業という異分野への挑戦になりました。
研究職から営業職への転身はもちろん不安もありましたが、新しいことをやるのは好きなので、チャレンジしたい気持ちが不安を上回りました。

なぜ岩瀬コスファに入社を決めましたか?

「化粧品に関する安全性・有効性試験」という分野で、前職の経験を活かしつつ、新しい知識やスキルを身につけることができると感じたことが決め手になりました。また、岩瀬コスファはグローバル展開にも力を入れている企業だったため、自分の英語力を活かして国内外で活躍できるチャンスがあると感じたのも理由のひとつです。

Q2

試験受託の仕事について

仕事で印象に残っているエピソードを教えてください。

私の仕事は試験施設とお客様の橋渡しをする業務ですが、フランスの試験施設がお客様の要望に応えきれないという課題に直面したことが一番印象に残っています。最初はウェブ会議で解決しようと思いましたが、それでも理解を得ることが難しい状況でした。
この状況を打開するため、フランスの試験施設を訪問し、直接面談することでコミュニケーションを図りました。実際に足を運び、対面でお客様の要望を説明することで、試験施設の理解を得ることができ、最終的にお客様へもご納得いただける報告ができました。
この経験から、きちんとお客様のニーズを把握し、試験施設にその要望をしっかり伝えることが重要だと再認識しました。また、デジタルでのコミュニケーションだけでなく、定期的に直接会ってお客様のニーズを伝えることの大切さを実感した経験でした。

海外への出張の機会はどれくらいありますか?

情報収集やお客様への提案活動などを目的として、4〜6ヶ月に1回程度の頻度で海外へ出張しています。特に最近は韓国に出張することが多いです。
韓国は化粧品産業が発展している美容大国で、それに伴って実は試験施設や試験法も充実しています。日本の施設が提案できない、いろいろな試験提案が韓国のラボでは可能です。
お客様から韓国の試験施設を見学したいとご要望をいただいた際は、私たちが同行させていただき、現地施設をご案内することもあります。

海外クライアントとのやり取りで工夫している点はありますか?

意識しているのは、きめ細やかなコミュニケーションです。日々、海外のクライアントと連絡を取り合っていますが、文化の違いもあり、複数の確認事項に対して返信をいただくまでに時間がかかることもあります。そのため、ポイントを整理しひとつひとつ丁寧に確認しながら進めています。
また、定期的なウェブ会議の実施も欠かせません。文面だけでは伝えきれないお互いの状況や考えを共有し、認識のずれを未然に防いでいます。さらに、海外で開催される展示会にも積極的に足を運び、対面でのコミュニケーションも大切にしています。

Q3

岩瀬コスファでの成長

入社後、どのようなスキルが身につきましたか?

安全性試験および有効性試験に関する専門知識が身についたと思います。入社前はこれらの分野について詳しくありませんでしたが、さまざまな試験施設の見学や学会への積極的な参加を通じて、知識を深めることができました。
また、営業の実践的なスキルも向上していると感じます。もともと営業は未経験でしたが、入社して1年間は上司の指導の下、商談への同行や提案資料の作成など、実践的な営業スキルを身につけることができました。

前職の経験が活きていると感じる場面はどのような時ですか?

前職のメーカーでの研究職経験は今の業務にとても活かせていると感じています。
以前は研究開発部門で実験機器や資材を購入する立場にあり、さまざまな商社とやり取りを重ねてきました。その経験があるからこそ、現在は営業としてお客様の立場に深く共感できています。
また、研究開発の現場で経験を積んできたことで、お客様が抱える課題や必要とする情報が自然と理解できます。「自分も同じような経験をしてきた」という視点から、お客様のニーズを先回りして把握し、適切な提案ができることは大きなアドバンテージだと感じています。

今後のキャリアプランについてお聞かせください。

機会があれば、海外赴任にチャレンジしたいという想いがあります。
アメリカ出張時に現地駐在員と交流した経験や、子供時代に父の海外赴任について行った経験がきっかけになっています。
ただ、現在は試験受託メンバーで海外赴任の者はいないので、自分が活路を見出していければと思っています。

Q4

職場環境について

チームや会社の雰囲気を教えてください。

試験受託グループは女性が多い9名の少数精鋭チームで、非常に和気あいあいとした雰囲気です。
また、全体的に海外対応に強いメンバーが集まっていて、あちらでは英語でのウェブ会議、こちらでは韓国語での電話対応…というように、多言語が飛び交うグローバルな環境で日々業務を行っています。とても刺激的で、面白い環境です!
あとは、岩瀬コスファは部門間の壁が低いため、部署を超えたコミュニケーションもとても取りやすいです。

Time Schedule1日の流れ

  • 9:00

    始業/メールチェック/見積り作成

  • 10:00

    お客様面談(ウェブ)

    最近はウェブでの面談が増えています。

  • 11:30

    昼食

    基本のお昼休みは12:00~13:00ですが、東京・丸の内はお店が混むので早めに昼食を取っています。

  • 12:30

    メールチェック/お客様対応

  • 14:00

    社内MTG

    それぞれの案件について、内勤メンバーと打合せし、スムーズにお客様にご提案できるようにします。

  • 15:30

    移動

  • 16:00

    お客様面談

    お客様との面談が夕方の場合、そのまま直帰することもあります。

  • 17:30

    直帰

Private プライベートの過ごし方

旅行が好きで、全国各地へと訪れ、その土地ならではの物を見つけることが好きです。写真は今治市のタオル美術館へ行ったときのものです。
知らない地名が読めるようになったり、期間限定ショップで売られているご当地名産が分かることも、楽しみの一つです。
今後、東京からだとなかなか遠い九州地方に行ってみたいと考えてます。

Message

岩瀬コスファを志望する
就活生に向けたメッセージ

岩瀬コスファは、BtoB企業向けの商社として一般にはあまり知られていないかもしれません。しかし、商社という立場から見える化粧品業界の世界は、とても広く興味深いものです。
大手化粧品メーカーはもちろん、数多くのOEMメーカーや原料メーカーなど、実に多様な企業が化粧品産業を支えています。食品業界から参入してきた企業や、医薬品業界から展開してきた企業など、その広がりは想像以上です。
私たちは商社として、原料の調達から最終製品の完成まで、化粧品産業の上流から下流まで関わることができます。ひとつのメーカーでは見ることのできない、業界全体のダイナミックな動きを体感できることは、とても魅力的だと感じています。
また、岩瀬コスファは充実した福利厚生と待遇が整っていて、働きやすい環境づくりにも力を入れています。化粧品業界の多様な可能性に興味をお持ちの方は、ぜひ岩瀬コスファという選択肢も考えてみてください。