Interviews 社員インタビュー

#06物流の仕組みをつくる側へ
世界の化粧品のサプライチェーンを支える


管理部・サプライチェーンサポート 2018年入社 / 中途
T・M

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Profile 経歴

2018年、岩瀬コスファへ中途入社。大学では経営学を学ぶ。
新卒のころからグローバルでの活躍を希望し、物流業界でのキャリアをスタート。海外拠点との取引や国際物流業務に携わる中で経験を積む。
入社後は管理部やサプライチェーンサポートの業務に従事し、前職で培った国際物流の知識を活かしながら、輸出入業務・在庫管理・貿易協定に関する業務など、幅広い実務を担当している。


T・M
Q1

入社の動機やきっかけ

転職のきっかけと、岩瀬コスファに入社を決めた理由を教えてください。

前職では国際物流企業で、お客様である企業の海外輸送、貿易通関、国内物流をサポートする仕事をしていました。大型倉庫の建設プロジェクトなどスケールの大きい仕事も経験し、やりがいを感じていたものの、お客様の物流機能のサポートだけでなく、さらに上流の立場からサプライチェーン領域の企画・実行に携わりたいと思い、転職を決意しました。
岩瀬コスファを知ったきっかけは、エージェントの紹介です。化粧品業界は、日本に限らずグローバルで成長が見込め、将来性を感じたこと、そして会社の経営状況が非常に良好だったことが入社の決め手となりました。

前職と比べて、今の仕事で魅力に感じている点はどのようなところですか?

岩瀬コスファでは、前職の経験を活かしながら物流の仕組みを自分自身で企画・立案できることに大きな魅力を感じています。 実際に、在庫発注のAIツール導入や貿易業務の効率化、コスト改善などさまざまな提案に挑戦することができています。

Q2

サプライチェーンサポートの仕事について

「サプライチェーンサポート」とはどのような仕事ですか?

役割は一言でいうと、「グローバルな規模で、製品の調達からお客様への納入までの流れを担うこと」です。
サプライチェーン機能は、取引先との信頼関係構築と企業利益に直結する重要な役割を担っています。大きな責任を伴うポジションではありますが、その分だけやりがいも大きい仕事です。
特に商社のサプライチェーンにおいては、仕入先とお客様の架け橋となり、双方のニーズに対して最適なソリューションを提供することが求められます。そのために、社内外の関係者との緊密な連携が不可欠であり、円滑なコミュニケーションや確実な情報共有を重視して取り組んでいます。

特にやりがいを感じる瞬間を教えてください。

自ら企画・提案した施策が取引先や社内の業務改善に貢献できたとき、大きなやりがいを感じています。また、予期せぬトラブル発生時に、部署の垣根を越えて連携し、問題を解決できたときには大きな達成感があります。問題が起きた際には、現場で何が起きているのかを自分の目で確認することを重視しています。
例えば入社翌年、新型コロナウイルスの影響で世界の物流網が混乱したときに、お客様への納入を途絶えさせないよう全社一丸となって課題解決に取り組んだことは、今でも心に残る経験です。

仕事で大変な点はどんなところですか?

物流は予定通りに物事が進むことが前提であり、わずかなミスがお客様に大きな影響を与えてしまう可能性があります。 常に緊張感を持ち、責任感を持って仕事に取り組む必要があります。
また最近は、世界情勢の影響で調達期間が長引く傾向にあり、使用期限のある商品を扱うなかでより綿密な計画と調整が求められます。
トラブルが発生することも少なくありませんが、部署全体で協力し、課題を解決していく体制が整っているので、安心して仕事に取り組むことができます。

Q3

岩瀬コスファでの成長

入社後、どのようなスキルが身につきましたか?

入社後は幅広い業務に携われているので、さまざまなスキルが身につけられています。
特に「6ヶ月先までの需要を予測し、それに合わせて商品を調達する計画作り」と「化粧品原料の海外販売に必要な規制の調査と手続き」など、前職では経験がない分野のスキルが身についたと感じています。

前職の経験が活きていると感じる場面はどのような時ですか?

前職の海外輸送のサポート経験は今の仕事でも役立っています。
特に印象的だったのは、EUとの経済連携協定(EPA)の発効時です。フランスからの原料輸入で関税が下がることになりましたが、活用には専門的な手続きが必要でした。しかし、前職で培った貿易通関の知識を活かしスムーズに対応できたため、結果的に年間3,000万円のコスト削減を実現できました。

海外拠点への出張で得たこと、役に立っていることはありますか?

昨年、ベトナムの現地法人へ初めて出張しました。現地スタッフと直接顔を合わせてコミュニケーションをとることで、よりスムーズに仕事を進めることができるようになりました。
またこの出張をきっかけに、紙での煩雑な注文のやり取りを、デジタルツールに切り替える提案を行い、業務工数を大きく削減することができました。 これは現地スタッフとのコミュニケーションを通して、業務の効率化を図る必要性を感じたからこそ生まれた提案でした。
現地での経験を通じて、海外ビジネスの進め方を学び、大きく成長できた機会となりました。

Q4

職場環境について

チームの特徴や雰囲気を教えてください。

部署内はもちろん、営業など他部署とのコミュニケーションも活発で、困ったことがあれば誰でも気軽に相談できる環境です。
あと、責任感が強くタフな人が多いです。物流はまさに「縁の下の力持ち」で、問題なく商品が届くことが当たり前とされています。 99%成功しても、1%のミスが大きな問題となってしまう厳しい世界です。だからこそ、無事に商品が届けられたときの達成感は大きく、責任感を持って仕事に取り組める人にとっては非常にやりがいのある仕事だと思います。

働きやすいと感じる点はどのようなところですか?

岩瀬コスファは、社員のチャレンジを応援する社風があり、手を挙げれば様々なことに挑戦させてもらえます。
特に海外への挑戦については業務上も制度上も様々な機会があります。実際に私自身も新しいビジネス機会を得るために、ベトナムの現地法人への出張を実現することができました。制度面でも「海外留学制度」があり、若手でも海外留学に挑戦する機会があります。
常に新しいことに挑戦したいと考えている私にとって、この会社のチャレンジを推奨する環境はとても働きやすいと感じています。

Time Schedule1日の流れ

  • 9:00

    始業/メールチェック

    国内・海外の取引先とメールでやりとりを行います。

  • 10:00

    輸入手配

    通関業者様へ通関、輸送の手配依頼を行います。

  • 11:00

    部内打ち合わせ

    係員と業務に関する課題を共有し、解決手法の検討を行います。

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    プロジェクト

    新基幹システム導入に向けた全社的なプロジェクトに携わっています。

  • 15:00

    在庫発注計画

    各品目の需要を予測し、発注計画を行います。過剰や欠品が起きないように綿密な計画が求められます。

  • 17:00

    相談対応

    社内の貿易規制に関する相談や新規案件の輸送方法の相談、物流コストの試算を行います。

  • 17:30

    退社

    終業後は、ジムで汗を流したり、飲みに行ったりとリラックスした時間を過ごしています。

Message

岩瀬コスファを志望する
就活生に向けたメッセージ

私は、前職で貿易や物流の業務経験はありましたが、化粧品原料は未知の世界でした。しかし、充実した社内勉強会のおかげで、入社後にしっかりと専門知識を身につけることができました。また、親切に教えてくれる先輩・後輩がたくさんいるため、安心して業務に取り組める環境です。今では、自らが海外から輸入した原料が含まれている化粧品をお店で目にすると、思わず買ってしまいます(笑)。
岩瀬コスファのよいところは、提案や挑戦を歓迎する風土があるところだと思います。
若手でも手をあげれば海外駐在できるチャンスもありますし、やる気があれば、どんな経歴の方でも活躍できる環境だと思います。私自身も今後は国内だけでなく、海外法人の物流改善や、海外に向けた他社との協働配送などに挑戦したいと考えています。
岩瀬コスファでは、自分の考え方次第で成長できる機会は沢山ありますので、臆することなく、ぜひいろんなことにチャレンジしてほしいと思います。